エネルギー

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栄養学
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エネルギーとは

エネルギーとは、人間が身体を動かすために必要な活動の源です。

人間は、生命を維持し日常生活を送るために、体温保持のための熱エネルギーや筋肉運動のための機械エネルギー、神経伝達のための電気エネルギーなどを必要としており、これらのエネルギーを食品から摂取しています。

食品のなかでエネルギーの元となるのは、三大栄養素と呼ばれるたんぱく質、脂質、炭水化物で、これらは体内でCO2とH2Oに分解されてエネルギーになります。

また、ダイエットなどで食事から十分なカロリーが摂取できない場合には、肝臓や筋肉に蓄積されたグリコーゲンや、体脂肪、身体を構成するたんぱく質などが分解されることによって、体内でエネルギーが作り出されます。

カロリーとは

「カロリー(cal)」とは、エネルギーの単位の一つです。

エネルギーの単位には、ほかにも「ジュール(J)」がありますが、ジュールは主に科学の分野で使われており、食品に含まれるエネルギーの単位を表すときにはカロリーを用いるのが一般的です。

1calは、水1gを1気圧のもとで1℃上昇させるのに必要な熱量と定義されています。

しかし、calは、日常生活に用いるには小さすぎ、炭水化物ではわずか1gが約4,000calという表示になるため、通常はキロ(k)をつけて4kcalと表記しています。

栄養成分表示に記載されているエネルギー

三大栄養素のそれぞれ1gあたりには、たんぱく質では4kcal、脂質では9kcal、炭水化物では4kcalのエネルギーが含まれています。

食品パッケージのエネルギー欄には、それぞれの栄養成分の含有量(g)にこれらのエネルギー量(kcal)を掛けて合計した数値が表示されます。(下記図参照)

厚生労働省から発表された「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、「エネルギー産生栄養素バランス」として各栄養素から摂取するエネルギー量の比率の目標値が定められており、総エネルギー摂取量のうち、13~20%をたんぱく質から、20~30%を脂質から、50~65%を炭水化物から摂取することが推奨されています。

カロリー摂取量を制限している場合でも、特定の栄養素ばかり摂取することなく、バランスよく摂取することが望ましいとされています。

図栄養分析表とエネルギー換算例

エネルギー必要量とエネルギー消費量

適正な体重を維持するためには、食品から摂取するエネルギー量だけでなく、身体が消費するエネルギー量を知ることも大切です。

前述の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、1日に必要なエネルギー量として、基礎代謝量に身体活動レベルを考慮して算出された推定エネルギー必要量が、年齢ごとに示されています。(下記図参照)

基礎代謝量とは、人間が活動するために最低限必要なエネルギー量のことで、基礎代謝基準値(kcal/kg体重/日)と基準体重(kg)から計算されます。

また、身体活動レベルは日常生活や運動などの活動量を3段階(低い、ふつう、高い)に分けたもので、1日あたりの総エネルギー消費量と1日あたりの基礎代謝量から計算されます。

通常の生活を送っている場合には、3段階の身体活動レベルのうち「低い」あるいは「ふつう」に該当する人がほとんどです。

体重は、エネルギー摂取量が消費量を上回る状態が続くと増加します。

このことから分かるように、体重はエネルギーの過不足の状態を表す指標といえます。

健康管理のためにも、まずは体重を目安にしてエネルギー摂取量と消費量のバランスが適切かどうかを考えてみることが大切です。

推定エネルギー必要量(kcal/日)

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